コーヒー教徒の流転奮闘

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NESTO GAVEL FLATの大解剖~良し悪しも含めて~

株式会ホダカが持っているスポーツバイクブランド、NESTOからでているグラベルバイク、GAVEL FLATを購入してから3ヶ月が経ちました。

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1ヶ月たった際のレビューはこちらです。

coffeeespressomachine.hatenablog.com

乗ったりWEBサイトを眺めているうちに、メーカー公表のスペックがよくわからない箇所があったり、ここはどうなの?と疑問に思うところがあったり、もちろんここが素晴らしいと思うところがあったりと、色々なことがわかりました。

そこで改めて、各パーツの招待GAVEL FLATのいいところ、悪いところをまとめてみようと思います。

メーカーサイトにあるスペック表はこちらです。

nestobikes.com

スペック

フレーム 6061アルミニウム スムースウェルディング FLEXOR 12x142mmスルーアクスル
フォーク カーボンフォーク 1-1/8~1-1/2 アルミテーパーコラム 12x100mmスルーアクスル
BBセット プレスフィットBB
ギアクランク アルミクランク 40x28T 170(470, 500), 172.5mm(530)
チェーン KMC X9
F.ディレーラー SHIMANO FD-M2000
R.ディレーラー SHIMANO RD-M3100
シフター SHIMANO SL-M3000
ブレーキセット SHIMANO BR-UR300 レジンパッド
ブレーキレバー SHIMANO BL-MT201
ギア SHIMANO CS-HG200 9S 11-36T
ハンドルバー アルミライザーバー 680mm φ31.8mm
ハンドルステム アルミ 80mm(470), 100mm(500), 110mm(530)
サドル オリジナルサドル スチールレール
シートピラー アルミ 30.9x300mm
F.ハブ 28H スルーアクスル12x100mm
R.ハブ 28H スルーアクスル12x142mm
リム チューブレスレディ
タイヤ CST C3015 700x38C
付属品 ペダル、ベル、リフレクター
車種記号 NE-20-006

一つ一つ見ていきます。

フレーム、フォーク、BB

この自転車の1番いいところはフレームだと思います。

2020年に出たモデルですが、この価格帯でこの規格を実現するのはそこそこ難し買ったのはないでしょうか。

よくあるクロスバイクで安心できるコンポを乗せた自転車はたくさんありますが、グラベルバイクとして一般的になるであろう規格を優先し、その他パーツが置き去りになってるところがこの自転車にはあると思います。

PROS

特筆すべきポイントとしては

  • スルーアクスル
  • ダボ穴がトップチューブ、フロントフォーク、バックフォークとダウンチューブ裏と多くあること
  • ワイヤー類のフレーム内装
  • カーボンフォーク(ただしコラムはアルミ)
  • 内装式ドロッパーポストに対応

スルーアクスルは乗ってみて即座にわかりました。

ハブの軸あたりの剛性感が良いです。

スルーアクスルが流行るわけだ。意外と脱着も苦になりません。

まだやってませんが、ダボ穴が多いのはバイクパッキングなんかしてキャンプに行くにはうってつけでしょう。

今後フロントフォーク、ダウンチューブの下、バックフォークに色々つけてみたい。

個人的にアルミコラムのカーボンフォークはステムのトルク管理が雑でも許されるので楽な印象です。

フレーム内装はやっぱりかっこいいですし、泥汚れがワイヤーの裏に引っ付いたりしないのが楽です。

最後のドロッパーシートポストはクロスバイクとしては不要ですが、日本の林道のように、急に登りくだりがあるようなダートを走る時にはすごく便利な予感がします。

加えて、他のGAVELシリーズよりも、FLATのマットブラックの方が断然かっこいいと思います。

カラーとしてはCANNONDALEの BAD BOYのようなマットブラックですが、ジオメトリがロードバイク寄りなせいか、より締まった印象です。

他のガベルシリーズにはないメタリックシルバーのロゴもかっこいいです。

CONS

逆に残念なポイントとしては、

  • BBがプレスフィットBB
  • 650Bのホイールには非対応
  • キズやクラック防止の機構(パッドなど)が存在しない
  • スルーアクスルのレバーが取れない

と言ったところです。

プレスフィットBBは好みが分かれるところだと思います。

グラベルは頻繁に泥に塗れ、ガシガシ水洗いをして、という運用になるでしょう。

するとBBの交換が頻繁になり、いちいち自転車店に持って行ったり、圧入工具と取り外し用の工具を買ったりして頑張るのはめんどくさそうです。

BBのメーカーは謎です。あんまり回転は良くない気がします。

最近流行りの650Bを試せないのは少し残念ですが、困りはしません。

最後の傷防止うんたらですが、このバイクを買ってグラベルに行く前にいくつか試さなければならないことがありました。 それは

グラベルだとチェーンが暴れるので、チェーンステーがダメージを受けないよう何かをまく ・飛び石がダウンチューブに当たらないよう、保護テープを貼る

と言ったことです。

チェーンステーは一部のモデルだとチェーンを避けるように曲がってたりしますし、保護テープが最初からついているモデルもあります。

傷だらけ前提のバイクなので、重要な部分は保護されているべきだと思います。

ダウンチューブには保護シールを貼り、チェーンステーにはカバーを巻いています。

この二つは必須だと思います。

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保護シールをダウンチューブに貼りました。

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チェーンが暴れるのでカバー必須です。

コンポーネント(クランク,チェーン,ディレイラー,シフター,ブレーキ)

PROS

GAVELのドロップバーのモデルは機械式ディスクブレーキなのに対して、フラットバーモデルは油圧です。

油圧ブレーキは快適です。

キュッキュッと止まります。

そしてメカメカしさが素晴らしい。

ワイヤーより油圧の方がロマンあります。

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油圧ブレーキ。ポストマウント用アダプタでついているのが若干の野暮

ちなみにローターはPROMAX

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PROMAXでもタフに乗らない限り問題なし

そしてフラットバーは操作がわかりやすい。

シフターとブレーキが分かれているので壊れても安心、修理代も安い。

正直ドロップバーはめんどくさいです。乗りやすさ以外ではデメリットしかありません。

フラットバー万歳。

ブレーキはシマノのBR-UR300でエントリーグレードというか、安めの油圧ですが、ガンガンききます。

ディスクブレーキのデメリットといえば熱ですが、そもそもグラベルロードってそんな早く走らないし、ダウンヒルで攻めることもなさそうなので関係ないのかもしれません。

フロントディレイラーはALTUSで、リアディレイラーはALIVIOです。

このあたりは廉価版MTBモデルと言えますが、堅実に動くあたりシマノです。素晴らしい。

チェーンはKMCです。可もなく不可もなしですが、きちんと動きます。また、クイックリンクなのが嬉しいポイント。

CONS

この自転車で1番とも言える微妙なポイントは、クランクです。

フロント変速でかなりもたつきます。

あとアウターで踏んでいる時にコリっと変な感触があります。分解して原因の切り分けついでに交換したい。

シマノやその他良さげなメーカーのものではないので仕方ありません。

Prowheelのカタログがネットに落ちてたので見てみると、 Zephyr 501 TTというモデルのようです。

10速用と書いてますが、写真では9sと書いてます。

フロント変速のフィールも良くないです。ガラガラがっちゃんって感じ。

まあ、そのうち変える部品なのであまり気にしていませんが。

かといって、シマノ製で安くていい感じに無骨なかっこいいクランクってないですよね。

ロード用のコンポのデザインはグラベルっぽくないし。grxつけたい。

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http://www.pro-wheel.com/main/download/prowheel_2020_webversion.pdf

ホイール

PROS

  • チューブレス対応

CONS

  • メーカー不明のためスペックが謎
  • ベアリング調整できない

完成車についているホイールのいいところはチューブレスに対応していること。

これにつきます。

43cの太さでもチューブレスだと軽く乗れます。全然違います。

太いタイヤが流行るのはチューブレスで使えるタイヤが増えたからだと実感します。

パナレーサーグラベルキングは問題なくチューブレス化できたので、このホイールでチューブレス化を検討している方は参考にしてください。

こちらがチューブレス化した際の記事です。

coffeeespressomachine.hatenablog.com

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グラベルキングSKのコンパチ

ホイール自体のスペックとしては安いスポーツバイクの完成車によくあるものに見えます。

また、GAVEL,GAVEL FLAT,KING GAVELどれも同じものがついているように見えます。

ハブのベアリングはシールドベアリングを圧入してあるタイプのようで、メンテナンスできない気がします。互換のベアリングを探し出せばなんとかできそうな気がしますが、面倒です。 そのうちホイールも買い替えてしまいそうです。

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これのベアリングは多分ハンマーでガンガンやったら外れるやつ

ちなみにタイヤはCSTのワイヤービードのタイヤがついていました。

すぐに穴が空いたので、街乗り以外の人はすぐに買い替えたほうが良いでしょう。

その他

PROS

  • サドルが結構好き

CONS

  • 付属ペダルはママチャリ

その他として、サドルは結構好きです。硬すぎず柔らかすぎず。

破けるまで使うことにします。

ペダルはママチャリレベルなので、買ったお店から家まで帰るのでお役御免でしょう。

現在はMKSのペダルをつけてます。これは最高です。

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MKSは最高です

まとめ

自分がこのバイクを買ったスタンスとしては、

・幅広くのれる、カスタムしがいのあるフレーム ・初期費用は低い ・少しずつ、どんどん改造していく

というものなので、文句はたくさんありますがベースとしては大満足です。

今後のカスタムに夢が膨らみます。

街乗りにしか使わない、という人にとってもちょうどいい値段とスペックなのではないでしょうか。10万しないし。

COVIDによる世間の自粛ムードで有名自転車メーカーのバイクがどんどん売り切れる昨今、国内ブランドで頑張ってコスパの良い自転車を作っているメーカーの自転車を買うのもいいかもしれませんね。

NESTO GAVELをチューブレス化!

予定していたGAVELのチューブレス化を実施しました。

チューブレス化の理由

チューブレス化の理由は以下です。 ・ゴツいタイヤを履きたいけど重いのは嫌だ ・空気圧を下げてもパンクしないようにしたい ・デフォルトのタイヤより耐久性の高いタイヤに変えたい

調達

今回買ったのはこちら。パナレーサーグラベルキングSKの700×43cです。GAVELのメーカー発表値が40cまでなので、ギリギリになるかと予想しています。


amazon,楽天で見た限りでは、これが1番安かったです。 海外系の自転車通販も利用してみたいのですが、せっかちなので早く届く国内の通販を利用しがちです。 どなたか安い通販サイト教えてください笑

他に揃えたのはシーラント、リムテープ、バルブです。 初めてだったので定番のSTAN'sで揃えました。

リムテープ

シーラント

バルブ

本当は普通のフロアポンプで済ませる予定でしたが、ビードが上がらなかった為チューブレス用ポンプも買いました。

後からわかったのは、ビードが上がらなかった原因はリムテープの幅を間違えて買ったからということでした。 本当はこのポンプ必要なかったのですが、楽なのは間違い無いです。

何がチューブレス用なのかというと、ポンプにタンクがついていて、14気圧程度まで空気をタンクに溜めていきなりブシューとタイヤに入れられる点です。 チューブレスは名前の通りチューブで密閉されておらず、空気圧によりタイヤの側面をリムに密着させて密閉空間を作るので、最初に空気を入れる際はリムとタイヤの側面のビードの部分を密着させる必要があります。これには空気を入れる際の勢いとコツが必要なようで、チューブレス初心者の壁と言われているようなところです。

個人的には難しい作業というのは、趣味レベルなら大体道具が解決すると思ってはいますが。

履き替え前

タイヤを履き替える前のデフォルトはこんな感じです。

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CSTのセミスリックタイヤ

CSTというブランドのワイヤービードのクリンチャータイヤがついてます。 重量にはあまり興味なかったのですが、外してみるとそこそこ重いです。

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タイヤを履き替える前のデフォルト状態

グラベルを走っている時に一瞬でパンクしました。

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何かでカットされてます

履き替えてみる

まずはタイヤとチューブ、クリンチャー用のリムテープを外し、綺麗にしてから、リムテープを貼ってみます。

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本当はちゃんとテンションかけて貼ってます。

意外と裂けやすく、貼るときに密着させようとしすぎてテープに穴が開く、ということにならないよう考慮する必要があります。

リムテープを貼ったら、バルブを嵌めます。バルブの写真はありません。 次にタイヤを嵌めます。

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タイヤを嵌めます

片方のビードをはめ、もう片方をはめる前にシーラントを入れます。60ccくらい入れました。

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目分量でした。

こぼさないようにタイヤをもう片方はめ、ポンプのノズルをバルブにつけてタンクに12気圧ため、レバーを開放してブシューと空気を入れると、ビードが上がってぱんぱんと音がします。

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できた

あとは普通に空気を入れるだけ。 一晩は様子をみて、安定させたら完成です。。。。

と書けば単純なのですが、 先述の通りリムテープの幅を間違えてしまい、何度も失敗しました。

STAN'sの公式では、リムの外径+1mm程度がリムテープの推奨の幅となっています。 GAVELについてきたリムは外径24mmだったので、 25mmが適正となります。

ところが、何を思ったか内径で測ってしまい、21mmを買ってしまいました。

そら上がらんばい。

25mmのリムテープを買い、チューブレス用のタンク付きのポンプで入れると余裕でビードが上がりました。

できた

なにはともあれ、履き替え完了しました。

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あーサドルバッグのジッパーあいてるよ

乗ってみた感想としては、不思議の一言です。 タイヤが太くなりグリップは効いているはずなのに、走りは軽いです。 あと空気圧を下げるとかなり乗り心地よくなります。 フワッフワで歩道の点字ブロックもわかりません。

まだ梅雨と仕事でなかなかライドに行けませんが、ロングライドやグラベルライドが楽しみです。

Pythonでの業務について

Pythonを使った業務が始まりはや3ヶ月が経とうとしています。残念ながら今の現場とはこれでお別れなのですが、初のプログラマとしての業務を通して見えてきたことがいくつかあります。

 

・人の作ったものを紐解くのは大変

・扱うデータをはっきりさせないとうまく書けない、つまり要件定義が大切

Pythonを多少勉強しても全く知らなかったことがどんどん出てくる

・わからないことが多すぎると、他の人に何を聞けば良いかわからなくなる

 

これら全て、プログラミングやIT業界に限ったことではなく、新しい事を始める時に感じるよくある事です。

よくある事とは思いつつも、度々身に沁みて感じます。

明日はより良くやれるように楽しんでいきたいと思います。

 

クロスバイクをロード化

以前安クロモリロードにつけていた5800系105のパーツを取り外し、妹のnesto limit2に取り付けました。

 

バラバラの状態から組むのは二回目で、特に困ったことはありませんでしたが、妹が乗るので点検とメンテナンスはしっかりしようと思います!

ペダルつけた状態で9.8kgと割と軽量に仕上がりました。

ブレーキもミニvブレーキになっているのでロードというよりシクロクロス!といった車体です。

 

雨がちでまだ試乗してないので楽しみ!

 

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雑な宅録の記録をあげていく

高校でギターを始めてからというもの、音楽に関してはとてもやる気がないままなんとなくで細々と続けている。

特定のアーティストにのめり込むこともあまり無いし、あったとしてもジャンルがバラバラである。スピッツGreen Day,The New Mastersoundsにハンバート ハンバート、The Beatles高田渡と、まとまりがない。

それでもギターを弾くと定期的に誰かに聞かせたくなるので、全く練習しないのにSoundcloudにはたまにアップしている。と言うことで、需要はないながらも、今まであげてきたものをポツポツと紹介していく。

soundcloud.com

Oasisはコードが簡単だし、音域もあうし、何より好きなので楽しい。

soundcloud.com

Eric ClaptonのUnpluggedいいですよね。途中でなんか言っているのはご愛嬌です。

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奥田民生も好きです。 ドラムとかないんでダンボールでバンバンやってます。

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ちなみに再生数が1番多いのはこれです。 新宝島をやってます。

音楽って難しいですよね。練習したからといってできるわけでもないし、練習しないと絶対できないし。 今後なんかいいのができたらまた載せます。

ごきげんよう

飲んでみたいコーヒー2021/05/17

こんばんは。

普段コーヒーを飲みに行く時はFUGLEN Coffee Roasters登戸にばかり行っていて、豆は堀口珈琲を買うのが常なのですが、

最近行きたいコーヒー屋さんです。

sniite

sniite.cargo.site

世田谷区下馬、世田谷区立世田谷公園の近くにあるコーヒー店です。 かなりデザインが好みです。 コーヒーが飲んでみたいのもそうですが、パッケージ、店舗デザインなど、ぜひ一度店舗に足を運びたいです。

https://www.instagram.com/sniite_/